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パラグアイ 基本情報

Copyright (c) 2009 Takeshi Fujiyoshi

このページの情報は 2008年5〜6月時点 のものである。

目次

出入国

日本人はビザは不要。最大滞在日数は忘れた。

国境の街のイミグレーションで出入国手続きをする。 シウダー・デル・エステでは国境のハイウェイ上にイミグレーションがある。 ペドロ・ファン・カバジェロでは市内の国境沿いの道沿いにイミグレーションがある。

入国手続きは質問とパスポートのスタンプ、出国はスタンプのみ。 質問は「どこから来た?」「どこまで行く?」「その後は?」「何で自転車?」 としつこく聞かれた。

下の写真はペドロ・ファン・カバジェロのイミグレーションオフィス。

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お金

通貨単位はグァラニー(Guaraní)、複数形でグァラニエス(Guaraníes)。 単位記号「G.」を頭に付けて表記。

2008年5月時点のレートは G.1=0.026円。 G.1000=26円、G.5000=130円、G.10000=260円 という単位で覚えておくと換算が楽。

国際キャッシュカード対応のATMは、 少なくともシウダー・デル・エステとアスンシオンにはある。 ペドロ・ファンにもあったと思う。それ以外の街では探してないため不明。 使ったATMの銀行は INTERBANCO と ABN AMRO BANK。

ATMでは1回につきG.25000(=650円)もの手数料を持ってかれる。

ホテル

オテール(Hotel)とオスペダヘ(Hospedaje)にはっきり分かれている。 オスペダヘは安いけど綺麗ではなく、テレビなし、バスルームはまず共同。 オテールは高くて綺麗でテレビ、バスルーム付きもあれば共同の場合もある。 アスンシオンより北のRuta 3沿いはホテルよりオスペダヘの方が多い。

自分が泊まったところは一泊G.15000〜50000(390円〜1300円)、平均G.34000(880円)。

電気式のお湯シャワーはぬるい。 電熱器が付いているけど水しか出ないところが3ヶ所あった。

オテールは朝食付きが多い。 ただしコーヒーとあまり美味しくないパンだけ。

自転車は部屋に置ける場合が多い。 置けないのは部屋が狭いとか運び入れが大変とかの理由であって 管理人が嫌がって拒否するわけではない。

自分が走った区間では一日で行ける範囲に宿があったため、 一度も野宿しなかった。 Yby Yau〜ペドロ・ファン・カバジェロ間に宿はないが、 閉鎖中のオスペダヘに頼んで泊めてもらえた。

ホテル:

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食事

移民者の多い国のためかパラグアイの食べ物の特徴はよく分からず。 「ボリボリ」というスープがパラグアイにしかない料理のようであるが、 スープの名前がボリボリなのか中に入ってる具がボリボリなのかどうなの?

レストラン

自分がパラグアイのレストランで食べたものを並べるとこんな感じ

内容 値段 備考
ライス+肉料理などのプレート G.13000(340円) ペルー、ボリビア寄り
定額ビュッフェ+シュラスコ G.30000(780円)前後 ブラジル100%
アサード(肉、チョリソ)+ユカ芋 G.23000(600円)前後 アルゼンチン形式
肉入りスープ+ユカ芋 G.10000(260円) ペルー、ボリビア寄り
ボリボリ(スープ)+パン G.10000(260円) パラグアイ料理
中華ビュッフェ+水 G.20000(520円)  
コーヒー+パン(朝食) G.3000(78円)  

下の写真はボリボリ。

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軽食

ハンバーガ、チキンサンド、エンパナーダなどを売っている店が多い。 市街だけでなくハイウェイ分岐点の小さな村にもある。 朝7時ごろからやっている。パラグアイ人は朝早い。

  • ハンバーガやチキンサンド: G.4000〜8000(100〜210円)
  • エンパナーダ: G.1500〜2000(39〜52円)

食料品

スーパーは普及している。小さな街にもある。 米やパスタはスーパーでも量り売りしているし、パッケージ売りもある。 ホットドッグ用のソーセージは見かけない。

データが少ないが一応。

気象状況

自分が旅行した時期は5月下旬〜6月上旬。

天気は晴天も曇りも雨も普通にある。

冬季は日によって気温の変化が激しい。 クーラが欲しい日もあれば暖房が欲しい日もある。

道路状況

ハイウェイ

詳しくはルートデータを参照。

アスンシオン近郊を除いて全体的に交通量は少ない。 そのため、運転マナーは気にならなかった。

シウダー・デル・エステ〜アスンシオン間はアップダウンが連続する丘陵地帯。 アスンシオン以北は最初はフラットな平原だが北へ行くにつれて アップダウンが増えてくる。 Ybi Yau〜ペドロ・フアン・カバジェロはずっと緩い上り勾配。

料金所が所々にあるが自転車は無料。 自転車の料金が書いてあるところもあるが払わずに一番右端を通過すればOK。

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市内

シウダー・デル・エステ市内ではモトタクシーが多い。 狭い道を途切れることなく走ってくる。 運転マナーはめちゃくちゃ。

地図

TACPy(Touring y Automóvil Club Paraguayo)製の道路地図を使用した。 東部(Oriental)と西部(Occidental=チャコ地方)に分けて売られている。 値段はG.25000。

PETROBRASのガソリンスタンドの店に売っている。 店頭に置いてなくても店員に言えば出してもらえる。 ESSOのガソリンスタンドにも売ってそうな気がするが、未確認。 それ以外のローカルガソリンスタンドには売ってなさそう。

参考:

補給性

自分が走ったパラグアイ東部に関しては、閑散地帯でも数km間隔で民家はある。 チャコ地方はどうだか知らない。

水道水は安全かどうかは知らないが、そのまま飲んでいた。

インターネット

小さな街にもインターネット屋がある。 1時間 G.3000〜5000(78〜130円)。

回線速度は田舎でも主要都市でも遅い。 アスンシオンではキーボードが腐っている店が多く、 文章を沢山入力する作業は難航した。

日本語を表示できないマシンが多いが 日本語フォントを自分でインストールすることは可能。

その他


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