Copyright (c) 2008-2009 Takeshi Fujiyoshi
Windows上で動作するフリーのTelnet/SSHクライアントPuTTYに 以下の機能を追加した。
これらは、筆者が長期海外旅行中、現地の図書館やインターネット屋のPCから 自分のサーバにアクセスして作業する際に欲しいと思った機能であり、 実際かなり役に立った。 しかしながら、自分のPCからアクセスする場合には全く不要な機能ばかりである。
PuTTY起動時またはメニューから「Change Settings」を選んだときに表示される 設定ボックスにおいて「Dokodemo」パネルを選択し、各機能を設定する。 以下、設定項目ごとに説明する。
これをチェックするとCaps LockキーがControlキーとし機能する。
これをチェックするとキーボードレイアウトが強制的に英語配列になる。
Windows NT/2000/XP/Vistaでは、コントロールパネルから英語キーボード レウアウトを追加し、言語選択ボックスから「EN」を選択した場合と やってることは同じ。
フォントモードを選択する。
Tiny版ではモード1のみ使用可。Windows98ではモード1とモード3のみ使用可。
フォントサイズと文字セットを選択する。
ただし、フォントが対応している文字セットをプログラムから知る手段が 分からなかったので、Windows APIのマニュアルに載っていたもの全てを 選択可能にした。
各文字が1文字分の枠に収まるように横幅の広過ぎる文字を縮小表示する。 非固定幅フォントを使用する場合に必要。 Character setを「日本語」などに設定しないと機能しないかも。
この機能は、「PuTTYごった煮版」に元から入っていた機能である。 「どこでもハック版」ではそれの有効/無効を切り替えられるようにしただけである。
横幅の狭い文字を拡大表示する。 Character setを「日本語」などに設定しないと機能しないかも。
この機能は、「PuTTYごった煮版」に元から入っていた機能である。 「どこでもハック版」ではそれの有効/無効を切り替えられるようにしただけである。
フォントモード1において、フォント選択ボックスから 非固定幅フォント(プロポーショナルフォント)を選択できるようにする (通常は固定幅フォントしか選択できないようになっている)。
海外で日本語を表示できるマシンの多くは「Arial Unicode MS」という フォントを用いて日本語を表示している。 このフォントは固定幅ではないため、オリジナルのPuTTYでは使用できないが、 本オプションを有効にすることで使用可能になる。 また、日本語を表示できないマシンに非固定幅の日本語フォントを インストールした場合にも、本オプションを有効にすることでそのフォントを 使用できるようになる。
フォントモード3においてアンチエイリアスを有効にする。
改版日 | 変更内容 |
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2009/12/18 | 配布物をバージョン 0.6-JP_Y+DKDM-20091218 にした。 |
2008/10/24 | 配布物について補足説明を追記。 「Unfixed-pitch font selectable」オプションと 「Adjust font width of oversize/undersize characters」 オプションの補足説明を追記。 |
2008/03/39 | 新規作成 |